「タンザニアで名刺を作る?」
そう聞くと、少し不思議に感じるかもしれません。
実はこれは、タンザニア産のオーガニックコットンを原料にした名刺用紙のお話です。

アフリカの大地から生まれる素材
タンザニアは東アフリカ、赤道に近い場所に位置する国です。
国土は日本の約2.5倍、人口は約6,500万人。国内には、アフリカ最高峰として知られるキリマンジャロがあります。コーヒーの名前でも知られているため、耳にしたことがある方も多いかもしれません。
この広大な大地で育てられているのが、今回の名刺用紙の原料となるオーガニックコットンです。

オーガニックコットンとは
オーガニックコットンとは、3年以上農薬や化学肥料を使用していない農地で、有機肥料を用いて栽培された綿花のことを指します。
自然環境への負荷を抑えながら、農家の人々が持続可能な農業を続けられる仕組みとして世界中で注目されています。この名刺用紙には、世界的に有名な bioRe(ビオリ)プロジェクト のコットンが使用されています。

世界的なサステナブルプロジェクト
bioReプロジェクトは、スイスのREMEI社を中心にインドでは1991年、タンザニアでは1994年にスタートしました。
このプロジェクトの特徴は、単にオーガニックコットンを買い取るだけではなく、現地の農家が自立して生活していける仕組みをつくり、地域社会の発展まで支援していることにあります。
現在では、インドとタンザニアで6,000軒以上の契約農家が参加する、世界でも最大規模のオーガニックコットンプロジェクトへと成長しています。
その取り組みは高く評価され、2002年に南アフリカ・ヨハネスブルグで開催された世界環境サミットにおいて、国連から「持続可能な開発パートナーシップ賞」を受賞しました。

世界の想いが詰まった一枚の名刺
この紙は、白くやわらかな色合いと、コットンならではの優しい手触りが特徴です。名刺交換のわずかな時間でも、その紙の背景にあるストーリーを伝えることができます。
遠くアフリカの大地で育てられた綿花。それを支える農家の人々。持続可能な社会を目指す世界的な取り組み。
その想いが、一枚の名刺の中に込められています。
クリエイト横浜は、紙の向こう側にある
物語まで届ける印刷会社でありたいと考えています。
世界とつながる名刺。
それもまた、これからのエシカルな選択のひとつです。

